【ドラム基礎】スティックの持ち方(マッチドグリップ)・スティックの振り方(シングル・ストローク)
こちらの記事では、これからドラムを始めたい初心者の方向けに
一番最初に覚える基本を解説しています。
ドラムをやってみたいけど何からやればいいの?
と、いう方はぜひ参考にしてください。
スティックの持ち方(マッチドグリップ)
スティックの持ち方にも種類がありますが、一番基本的な「マッチドグリップ」を解説します。
- 手のひらを上に向け、スティックの3分の1あたりを親指と中指で持つ。こちらが支点になります。
- 他の指も軽く握る。親指と中指がしっかり握っているので、他の指は補助的な役割です。
- そのまま手の甲を上に向け、ひじからスティックの先までが一直線になようにする。一直線になっていないとスティックの軌道が腕の軌道とずれてしまい、コントロールがうまくいきません。
スティックの振り方(シングル・ストローク)
スティックの振りのことを「ストローク」と言います。
ドラムを音楽的に演奏するには、音の強弱やアクセントをつけて変化を出す必要があります。
力の加減ではなく、「ストローク」を使い分けて音量差をつけます。
ストロークの練習する際のポイントは、以下の通りです。
- スティックのバウンドをコントロールする
- スティックの軌道がまっすぐになるようにする
- 余計な力は抜く
一番基本的なシングル・ストロークを最初に練習しましょう。
ドラムを叩く上での必須技術で、一振りで一打するストロークです。
シングル・ストロークには、
フル・ストローク
ダウン・ストローク
タップ・ストローク
アップ・ストローク
の4種類があります。
シングル・ストロークのやり方
強い音を出すときのストローク(アクセント・ストローク)
フル・ストローク
高い位置から振り下ろし、跳ね返りを利用して元の位置まで戻します。
ポイントは、叩きつけるのではなく自然に振り下ろし、跳ね返りを殺さずに利用すること。
腕を動かすより、スティックのバウンドで元の位置まで戻ってくるようにコントロールします。
ダウン・ストローク
高い位置から振り下ろし、打面から2~3cmの位置で止めます。こちらは叩いた後、跳ね返りを抑えます。
ポイントは、力み過ぎず、抑え込むタイミングをコントロールすること。
弱い音を出すときのストローク(ノー・アクセント・ストローク)
タップ・ストローク
打面から2~3cmの位置から下ろし、元の位置に戻します。叩くというより下に落とすだけです。
なるべく小さい音で、均一にそろえます。
アップ・ストローク
打面から2~3cmの位置から下ろし叩いた後、高い位置に戻します。
スティックの先ではなく、手首から上げるのがポイント。ノー・アクセント(弱い音)も次にアクセント(強い音)を叩きたいときに使用します。
練習方法
まずは上記の各ストロークを練習し、それぞれのストロークに慣れたら下記の譜面に取り組みましょう。
①は、リピートごとに右手と左手を入れ替えて練習します。
以下の動画でもで解説していますので、参考にしてみてください。
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