シングル・パラディドル① 基本編
パラディドルとは?
ルーディメンツ(スネアドラムの基礎技巧)のひとつで、手順やアクセントを例外的に変えたいときなどに使います。
基礎練習として練習すれば、ストロークの精度も上がります。
シングル・パラディドル
パラディドルは数種類ありますが、その中で一番基本的なシングル・パラディドルを紹介します。
D→ダウン・ストローク
U→アップ・ストローク
T→タップ・ストローク
手順は右左右右、左右左左となり、4発ごとにアクセント(その音だけ強く叩く)が付きます。
ストロークは、ダウン・ストローク→アップ・ストローク→タップ・ストローク→タップ・ストロークの順番です。
シングル・パラディドルの練習
パラディドル・チェンジアップ
32分音符まで行ったら、逆に16分→8分と戻ります。
ポイント
- ストロークの使い分けでアクセントをつける
- 余計な力を入れずにバウンドをコントロールする
- アップストロークを素早くしっかり上げるよう意識する(※ダウンストロークがやりやすくなる)
シングル・パラディドル② 応用編
シングル・パラディドルの種類
D→ダウン・ストローク
U→アップ・ストローク
T→タップ・ストローク
ストレートが、基本編でやったシングル・パラディドルです。
ディレイド→リバース→インワードと、アクセントの位置がひとつずつ移動していきます。
すべてのパターンをスムーズに叩けることで、ストロークの精度を向上できます。
また、ドラムセットで演奏する際に、
- アクセントの位置を変える
- 叩きやすい手順に変える
などの場面で活かすことが出来ます。
ドラムセットでのフレーズ
手順はストレートとインワードを使い、アクセントが増えています。