この記事では、ドラムを始めたばかりの初心者の方の為に
上達する為のポイントを5つご紹介しています。
なかなか上達しなくて悩んでいる
効果的な練習のやり方が知りたい
練習中に注意することは何?
上記に当てはまる方はぜひ読んでみてください。
ドラム初心者が上達するための5つのポイント
ポイントは以下の5つです。それぞれ解説していきます。
1.姿勢を正す
2.余計な力は抜く
3.一気にやらない
4.ゆっくりから練習する
5.繰り返す
1.姿勢を正す
姿勢が悪いとストロークが乱れたり、悪い叩き方の癖がついたりと良いことがないです。
スティックを構えた時の基本姿勢(レディーポジション)とドラムセットに座った時の姿勢を練習を始める前に毎回確認しましょう。
スティックを構えた時の基本姿勢(レディーポジション)
- リラックスした状態で、打面から2~3㎝の高さにスティックを構える
- ひじが直角に曲がるのではなく、少し下がるぐらいの高さに楽器を調節する
- 脇を閉め過ぎず開き過ぎずこぶし一個分ぐらいあけ、カタカナの「ハ」のような形になる
これが基本姿勢です。
ドラムセットに座った時の姿勢
- スネアドラムとバスドラムが正面に来るように座る。ハイハットの方を向き過ぎるとライドシンバル、フロアタムが叩きにくいので注意
- 椅子の高さは、膝が直角に曲がるのではなく少し下がるくらいの高さに調節する
- 基本姿勢(レディーポジション)で構えて、スネアドラムの高さを調節する
- ハイハットは、スネアドラムから20~30cmくらいを目安に無理なく叩ける位置にする
- クラッシュシンバルは目線の高さぐらいに調節する
女性や小柄な方なら、椅子を高めにして楽器の方を低めにすると比較的楽に叩けるのでおすすめです。ペダルも踏みやすいです。私も椅子は高め楽器を低めにして、さらに全体的にぎゅっと自分の方によせてます。
2.余計な力は抜く
肩やひじに余計な力が入っているとスティックのコントロールがしにくいです。
ドラムはスティックのバウンドをコントロールして演奏する基礎技巧が多いので、力んで叩くとそれに対応できません。また、テンポの速いと疲れやすくなります。
まずは余計な力を抜くことを意識しましょう。
3.一気にやらない
「楽譜の中の一部分だけ出来ない」
「ビートのパターンが叩けない」
こういう時に楽譜の通し練習を何回もしたり、ビートのパターンをひたすら繰り返してもなかなかうまくいきません。一気にやろうとせず、フレーズやパートを抜き出して練習すると効果的です。
楽譜の中の一部分だけ出来ない
以下の手順で練習します。
- 出来ない部分をだけ抜き出して、まずはそこだけ練習
- その部分が出来たら、前の小節から続けて練習
- 後ろの小節まで続けて練習
- つまずいたらまた抜き出して練習
- 徐々に叩く部分を長くしていき、つまずかなければOK
ビートのパターンが叩けない
以下の手順で練習します。
- ビート内のパートを分けて練習。まずはハイハット、スネアドラム、バスドラムのそれぞれのリズムを確認
- パートを減らして練習。ハイハット、スネアドラムだけ合わせる、ハイハットとバスドラムだけ合わせる
- バスドラム→ハイハット→スネアドラムと、1パートずつ足しながら全て合わせる。この順番じゃなくても、やりやすい順番でOK
- ビートのパターンですべて同時に叩き始め、何小節か続けられれば完成
音が重なる拍など、どの位置に何を叩くのかを整理していく感じでやってみてください。出来ない部分の練習方法は、こちらの記事でも解説しています。
4.ゆっくりから練習する
よくやりがちなのが、最初から速く叩こうとすることです。
細かい部分が向け落ちていたり、リズムが間違っているのに気づかないこともあるので確実にやっていくことが大切です。
最初はゆっくりから始め、徐々にテンポを上げましょう。
5.繰り返す
特にビートや基礎技術の練習は、出来るだけ繰り返して練習しましょう。躓かずに叩ければ身に付いたと言えます。1小節のパターンなら、最低でも8小節以上繰り返し練習すると良いです。
まとめ
1.姿勢を正す
2.余計な力は抜く
3.一気にやらない
4.ゆっくりから練習する
5.繰り返す
ドラム初心者が上達する為のポイントは、以上の5つでした。
参考になりましたか?
かなり基本的なことを書きましたが、意外と忘れがちなので
ぜひ練習の際は意識してみてください。
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