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曲を演奏する際、知っておきたい「キメ」と「ブレイク」

ドラム基礎

「キメ」と「ブレイク」

曲を演奏する際、知っておきたい「キメ」と「ブレイク」について解説していきます。

「キメ」とは?

楽曲の中で、あらかじめ決められているリズムの変化のことを「キメ」といい、バンド全体でそのリズムを合わせます。

ジャンル問わず多くの楽曲に出てきます。

ドラム譜にはキメのリズムのみが記され、叩く内容はドラマー自身で決めることが多いです。

キメの前に「呼び込み」と呼ばれるFill inを入れ、キメに繋げやすくする場合もあります。呼び込みを入れるか入れないかは曲によって様々です。

「呼び込み」は、複雑なFill inよりもバンドメンバーが合わせやすいような”キメに入りやすいFill in”を考えていれます。

①の楽譜にパターンを当てはめたものが、Aの楽譜です。

最後の線で入った音符がキメです。

キメのリズムの前にFill inを入れる指示がありますが、ここが「呼び込み」になります。キメに入りやすい、シンプルなFill inをいれましょう。

「ブレイク」とは?

演奏を一時的に停止する部分を「ブレイク」といいます。バンド全体でブレイクし空白になる、もしくはソリスト(ソロを演奏する人・独奏者)のみになります。

こちらも「呼び込み」をいれてみましょう。

ブレイクの楽譜にパターンを当てはめたものが、Aの楽譜です。


ブレイクの際に音が残ると効果が薄れるので、しっかりと音を止めます。

「キメ」と「ブレイク」のある曲

ルパン三世のテーマ'78(30周年コンサートDVDより)/大野雄二【公式】
ルパン三世のテーマ’78(30周年コンサートDVDより)/大野雄二【公式】@YouTube

「ルパン三世のテーマ’78」/大野雄二

キメ自体がとても有名ですよね。

Ozone Baby (2012 Remaster)
Ozone Baby (2012 Remaster) @YouTube

「Ozone Baby」Led Zeppelin

サビ終わりにブレイクがあります。

まとめ

「キメ」と「ブレイク」共にリズムが強調されるので、ドラマーがバンドをまとめる意識で明確な演奏を心掛けると良いでしょう。

ぜひ意識して練習してみてください。

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