ドラムを叩くときの手順の考え方(ナチュラルスティッキングとオルタネートスティッキング)
ドラムを叩くときの手順には基本的なルールがあり、
ナチュラルスティッキングとオルタネートスティッキングというものがあります。
ドラムを叩くときにスティックを使い、両手でリズムを演奏しますよね。
手順のルールがないと、右手左手どっちで叩くかをその都度考えることになってしまいます。
こちらを覚えることで左右どちらの手で叩けば良いか瞬時に分かるようになり、スムーズに叩く事ができます。
独学でドラムをやってる方が、この知識が向け落ちてる場合もありました。知らないと非常にもったいないので、ぜひ覚えましょう。
手順のやり方
下記の譜面の、手順の上の列がナチュラルスティッキング、下の手順がオルタネートスティッキングです。
R:右手 L:左手
ナチュラルスティッキング
①音符・休符関係なく、拍ごとに右(R)左(L)交互に手順を割り振り、休符は空振りを入れる。
休符に()付きで手順が割り振られていますが、休符なので実際には叩きません。空振りをすることでリズムが取りやすいので、とても叩きやすい手順です。
②1小節内で半分に分ける。
音符の長さが様々な場合は半分に区切り、より細かい音符に合わせて手順をふります。
上の列がナチュラルスティッキング、下の手順がオルタネートスティッキングです。
前半分(1、2拍目)は四分音符のみなので、四分音符にそのまま手順をふります。
後ろ半分(3、4拍目)は、八分音符が出てきます。より細かい音符に合わせるので、八分音符に合わせて手順をふります。
なので、4拍目の四分音符にも八分音符として手順をふり、最後の左手は空振りです。
オルタネートスティッキング
①休符に手順を割り振らず、音符にのみに右(R)左(L)交互に手順を割り振る。
ナチュラルスティッキングは休符にも手順を割り振りますが、こちらは音符にのみです。
音符の長さに関わらず、右(R)左(L)交互に叩きます。
まとめ
基本的には、ナチュラルスティッキングで手順を考えれば演奏しやすいことが多いです。
基本を使えると楽譜を見た時にパッと手順が判断できるので、譜読みが早くなったり、無駄な動きが減るのでスムーズにフレーズを叩くことができます。
ただし、実際ドラムセットではタムやシンバルなど移動しながら叩くことになるため、ルール通りだとやりにくい事もあります。
必ず基本通りにやらなければいけない訳ではありませんので、自身が演奏しやすい手順であれば変えてOKです!
どんな手順が最適か練習する際に意識してみてください。
動画でも解説しています!
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