【ドラム】8ビート・パターン（基本・応用・フィルイン）動画付き解説

ドラム初心者のほとんどの方が、一番初めに練習するリズム・パターンが「８ビート」です。

「何から練習したらいいかわからない」
「早くリズム・パターンを叩けるようになりたい！」

こういったドラム初心者の方は、８ビートから始めてみましょう。

この記事では、ドラム初心者の方向けに「8ビートの基本・応用・フィルイン」を動画付きで解説しています。

【ドラム】8ビート・パターン（基本・応用・フィルイン）動画付き解説

8ビートとは？

8分音符で構成されたリズム・パターンのことです。ロックやポップスでよく使われるリズムです。

ドラム教室の体験レッスンで、よく講師が取り上げるパターンでもあります。

8ビート基本パターン

シンプルな一番基本のパターンです。

練習のポイント

初心者の方は、「手足をバラバラに動かさないといけないから難しそう。」と思うかもしれません。

確かに叩くタイミングは違うのですが、全部バラバラというわけでは無く必ず他のパートと同時に叩くところがあります。複雑そうに見えますが、意外と簡単ですよ！

まずそれぞれの右手、左手、脚のパートをそれぞれ確認後、以下の流れで取り組んでいけば楽器経験のない方でも叩けるようになります。

①2パートずつ合わせて、同時に叩く箇所を理解

②1パートずつ重ねていき完成

足(バスドラム)からだとなかなか手が入れない方は、右手(ハイハット)から始めてみましょう。

8ビート応用パターン

バスドラムのリズムを変化させたパターン

基本パターンが出来たら、応用にも挑戦してみましょう！

こちらは、手のパターンは基本パターンと同じですがバスドラムのリズムが変化しています。

③④は、バスドラムに８分音符が入ってきます。連続でバスドラムを踏む際、２打目が弱くならないように注意します。

また、左手が足につられやすいので注意。

ハイハットの応用パターン

ハイハットのハーフ・オープン（ハイハットを少し開ける奏法）を加えたパターンです。

（a）,（b）をこれまでやったビートの右手のパートに当てはめます。

左足でハイハットを開閉させますが、上下のハイハットが少し重なる(同時に鳴る)ぐらい薄く開けます。

フィル・イン（Fill in）

フィル・イン（Fill in）とは、メロディーの合間などに入れる即興演奏のこと。
ビートが叩けるようになったら、フィル・インも入れてみましょう。

（a）の楽譜の４小節目にフィル・イン①～③をそれぞれ入れてみましょう。

①8分音符を使ったフィル・イン

タム３点を使ったシンプルなフィルイン。走らないように注意してやってみてください。ナチュラルスティッキングを使って空振りを入れるとやりやすいです。

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2020.07.21

②16分音符を使ったフィル・イン

１６分音符の音粒をそろえるように意識すると、スムーズに叩けます。

③アクセントを使ったフィル・イン

アクセント以外は極力弱く叩き、音量差をつけましょう。

練習におすすめ！８ビートの曲

Won’t Go Home Without You / Maroon 5

It’s My Life / Bon Jovi

Boulevard Of Broken Dreams / Green Day

まとめ

いかがでしたか？

リズム・パターンに慣れたら、右手のハイハットのパートをライド・シンバルに変えるなど、音色に変化を出すこともできます。

ぜひ練習してみてください。